Dalyan und Sultaniye (トルコで温泉三昧◎)
Dalyanという湖から近い街でBBQの材料を買出し、湖のほとりで落ちていたブロックを組んで即席のグリル台を作りBBQ。

パン屋さんで買ったパンを少しあぶり、スーパーで買った茄子のペーストを付けて食べながらお肉や野菜が焼けるのを待つ。
ラムもチキンもジューシーで美味しかった◎
隣で釣りをしていたおじさんが片言の英語で一生懸命話しかけてくれ、おじさんのおつまみを分けてくれたり、帰り際には近くのレストランにお茶をオーダーし、私達にもごちそうしてくれた。
その日の夜は湖の反対側にあるSultaniyeという小さな村にある温泉施設に宿泊。
朝起きるとまず入浴。

露天風呂は湖につながっていてとってもいい眺め!
温泉のお湯が湖にも入り込んでいて、温かいのが気持ちよいからか小魚が集まっていた。

ここにも泥湯があり、ここの泥湯は自分で入るタイプ。

前回の泥湯は室内の施設で、熱々のお湯を常に流しいれて泥を温めてあるので室内自体ミスト・サウナ状態で泥も熱々だったけれど、ここのはかなりぬるめ。
正直もっと熱くても良いのに、と思ったけれど、夏ならこれくらいの温度が気持ち良く泥にまみれて寝られる感じなのかも。
なんて、夏のピーク時の写真を見ると泥の中に人がいっぱいで芋洗い状態!いずれにしても泥に埋まって気持ちよ~く寝る、というのは無理っぽい。^^;

泥湯を落とす為のシャワーが水しかでず、冷たくて冷たくて・・・
それならいっそのこと!と湖でひと泳ぎして泥を落とした。
その後室内のお風呂や、ちょっと温度が高めの露天風呂にも入ってしっかり温まった。
ちなみにこちらの露天風呂は、なんとローマ時代のお風呂がそのまま使われているらしい!

お友達に借りて読んで、すっごく面白かったローマ時代のお風呂の建築家を主役に描かれている『テルマエ・ロマエ』という漫画の事を思い出し、まさかその世界をトルコで体験できると思っていなかったので大興奮◎
ぺーさんにも漫画の内容を一生懸命説明したけど、あの面白さは読まないと伝わらないだろうなぁ。
施設の人に「朝食をお願いできますか?」と聞くと、私達が服を着替えている間に湖のほとりにテーブルをセットして朝食を用意しておいてくれた。

中央にどど~んと大きなタッパで置いてあるのははちみつ。
パンにはちみつを塗り、その上に山羊のチーズをのせた物が朝食の定番らしい。はちみつはこの周りでもたくさん養蜂箱を見かけたけれど地元のものらしい。
湖を眺めながらの朝食はとっても美味しかった♪
この施設の中にはバンガローもあり、長期滞在している人もいるのだと思う。

以前行った泥湯の施設では「通常10日、最低でも5日は通わないと」と言われたけれど、こんな所なら1週間から10日滞在して、のんびり温泉につかったり泳いだり読書したり近くの山にハイキングに行ったりして過ごすのもいいね、と話した。
この近くの山では岩の壁面に作られたお墓を見る事ができた。


Pamukkale und Hüdai (真っ白なテラスで足湯♪)
遺跡は古代の街で、私達が入った側からだと入り口すぐは巨大な墓地。

いろんな大きなお墓があり、中には円形のお墓もあった!

その他、遺跡だけを見てはどう使っていたのかよく分からない公衆浴場やお手洗いなどもあり…
街を通り抜けると、今回の旅行で一番見たかったと言っても過言ではない真っ白なテラスが現れた!

湧き出て流れ出る温泉に含まれる石灰質が白く固まり、大地を真っ白に染めていて、気温は25度を超えてTシャツ1枚でも暑いくらいなのにそこだけ雪が積もったみたい。

更に進むと、斜面が段々になっていて、そのひだに流れ出ている温泉がたまり青く光ってとっても綺麗!

土足厳禁ではあるけれど、靴を脱げばこのテラスの上を歩け、まさか上を歩けると思っていなかったのでビックリ!

温泉とはいっても水温は水に近いくらいだったけれど、お天気が良いのでたまっている所は太陽で温まっているし、

暑いくらいの日差しだったので冷たくも熱くもないくらいの水温が逆に気持ち良かった♪

絶景を眺めながら足湯散歩できるなんて本当に大感激だった◎
豆知識としては、学校で使っていた絵の具には「エメラルド・グリーン」「コアバルト・ブルー」等、いろんな色の名前があったけれど、色彩表には「パムックPamuk」という白もあるらしくでこのテラスの様な真っ白な白を指すとのこと。
ちなみにこの地名PamukkaleはPamu=綿、Kale=城という意味らしい。

パムッカレを後にし、向かったのはヒュダイ(Hüdai)という温泉地。

ガイドブックによるとトルコ人が入浴に集まる、やや保守的な温泉地、とのこと。
観光案内の方がまず紹介してくれたのは温泉付きのアパート。
アパートなのに大理石の大きなお風呂があり、しかも蛇口から温泉が出るとの事で惹かれたけれどやっぱり大浴場に入りたいと大きなホテルへ。

前日泊まったホテルにはドイツ人や日本人の団体旅行者がいっぱいだったけれど、ここはトルコ人ばかり。
そして、ガイドブックにも保守的と書いてあったように、温泉は水着着用なのに男女別々。
いわゆるトルコ風呂(熱々の大理石があり、その上に寝転がって温まったり垢すりをしてもらったりするみたい)の他に、大浴場があり、こちらも日本並みに熱々◎
ジャグジーもついていて、タイミング的に私一人になったので大きなお風呂で泳いでみた♪
食事はこちらも朝・晩バイキング。
、お料理はトルコの田舎料理・家庭料理といった雰囲気で、私達は昨日のホテルよりこちらの方が気に入った。

ただ、スイーツは1種類だけで、なんだかシロップ漬けの春雨のような(春雨のよな弾力もなく…)ちょっといただけなかった…

翌日は泥湯体験!
泥に熱々の温泉がしみこませてあり、一人ひとり区分けされたスペースに寝ると、係りのお姉さんが(男女別なのでぺーさんはおじさんだったらしい)泥をかぶせてくれる。
熱くてすぐに汗が吹き出てきた。
肩こりや腰痛治療に通う所らしく、通常10日程通う物らしく、1日で去ると言うと呆れられてしまった。^^;

だからアパートタイプの宿泊所があったのだと納得した。
Feier mit Freunde (おうちでお祝い◎)
旅行から戻った翌日、その日は前々から行きたいレストランの予約が取れれば行こうと話していたけれど、旅行中2週間近くもずっと外食だったのでちょっと外食にウンザリし、うちで食事&ケーキを用意し改めてぺーさんのお誕生日祝いをする事にした。
折角なのでお友達も招こうと提案し、大げさな事・自分が場の中心になる事が嫌いなぺーさんなので数人の仲良くしてもらっているお友達に声を掛けた。
週末&当日のお誘いにもかかわらず2人のお友達が来てくれた。
当然都合のつかないお友達もいたけれど、こじんまりと祝いたいぺーさんには丁度良かった◎
大勢でワイワイも楽しいけれど、少人数だと全員でじっくりいっぱいしゃべれるのがいい♪
トルコ帰りなのでお料理はちょっとトルコを意識してみた。
前菜にはオリーブのツナ詰め、ツァチキ、そしてsandoさんに教えてもらった人参サラダ。

人参サラダは何がトルコかと言うと、松の実がた~っぷりなところ。トルコには松の木がたくさんあり、地場産の松の実も売られていた。
付け合せにはトルコのもちもちパンをトーストして。
ガーリックのきいたツァチキともちもちパンの相性バッチリ◎
お友達がおでんを持ってきてくれた。

手作りこんにゃくがたくさん入っていて、プリプリとした食感がいい!
牛筋肉も柔らか~く煮込んでありとっても美味しかった。
お友達のおうちではおでんをおろし生姜でたべるらしく、すったしょうがまで持ってきてくれた。
からしとは違ったピリピリ感で食べるおでん、とっても美味く頂いた◎
メインはラム・チョップをRoemertopf(レーメルトプフ)で蒸し焼きにした物。

下にはマッシュルームと下ゆでしたジャガイモの他、ラムとと~っても相性の良いお茄子とトマトも敷いてみた。
今回もしっかり水分が出て美味しかったけれど、お茄子は油とも相性が良いので次回はオリーブオイルと塩でちょっと炒めてから入れても良いかも。
それから、トマトはもっとたくさん入れた方が野菜にトマトがソースっぽくからんで美味しかったかも。
また試さねば!
そしてお誕生日ケーキは甘~い栗かぼちゃ「Sweet Mama」で作ったかぼちゃケーキ。

生クリームも黄色くしたら綺麗かな、とミキサーでペーストにしたかぼちゃを生クリームに混ぜてホイップしてみた。
クリームそのものはかぼちゃの風味もあり美味しかったけれど、ペーストの仕方が甘かったようで小さな粒があり、それが搾り出しに詰まってしまい絞り出しでのデコレーションは断念。
缶詰の黄桃をたくさんのせてごまかした。^^;
仲良しのお友達にお祝いしてもらい、美味しいワインをたくさん飲んでご機嫌のぺーさん◎
良かったね~!
Efesus und Kaplan (食べまくりのお誕生日)
翌日は同じ街にあるマリアが最後を過ごした地を見学した。
キリストが十字架に掛けられた際、ヨハネに「母を頼む」と言い残し、ヨハネと共にマリアはこの地に移り最後を過ごしたとか。

遺跡では団体ツアーは日本人やドイツ人が圧倒的に多かったけれど、ここではイタリア人が多く、流石敬虔なクリスチャンが多いイタリア人!と納得。
願い事を書いた紙がたくさん結ばれていて、ぺーさんは「日本人がいっぱい来たね」と冗談を。

確かに日本のお寺や神社で見かけるおみくじを結んだ物みたい。
途中、山の上に十字架があるのを発見し、いつも車移動ばかりで運動不足だったので十字架を目指してハイキング。

上まで上ってみると、十字架だと思っていたのもは道しるべで十字架ではなかった。
道しるべのある砦跡は長く続いていてまるで万里の長城!

前日訪れた遺跡も上から眺められ、なかなかの絶景だった◎

この日はぺーさんのお誕生日で、だから、という訳ではないけれどランチには絶景を見ながら美味しい料理が食べられるという山の上のレストランを目指し車を走らせた。

小さな山村にあるレストランで、

山の上の崖っぷちにあるので窓からの眺めは素晴らしかった。

前菜をいろいろオーダーし、それだけでお腹いっぱいになりそう!

かぼちゃの花(とウェイターさんは言ったけれどズッキーニの花かも?!)にご飯を詰めた物が見た目がかわいく自分でも作ってみたいと思った◎

メインには鶏と羊の串焼き。

どちらもとってもジューシーで美味しかった♪
その後また延々と車で移動し、夜は温泉地のホテルへ。
露天風呂、内風呂、温水プール、サウナと盛りだくさん!

しかも露天風呂や内風呂の温度が日本の温泉みたいに熱々で、ぬるいヨーロッパの温泉と違い感激☆
夜はホテルのディナー・ブッフェでトルコ料理を食べまくり。

トルコの甘~い甘いスイーツもいっぱいで、本当はケーキを一つ買ってお祝いしようと思っていたら、予定外にバースデー・ケーキがいっぱい◎

バースデー・ケーキ用のロウソクを持って行っていたので、ケーキにいっぱいロウソクを立てようかと思ったけれど、目立つ事が大嫌いなぺーさんは「ホテルのレストランでそんな事絶対にしないで!!!」と激しく拒否され断念。
何はともあれ、もりだくさんな一日で、ケーキもいっぱい食べられ、お誕生日のお祝いができて良かった◎
Izmir und Pergama (トルコに到着♪)
1時間遅れでイスタンブール在住のお友達もイズミールに到着し何日か一緒に旅行する予定だったけれど、濃霧の為イスタンブール発着便は全て欠航になり彼は断念。
残念だけど天候はどうしようもない。
無事にイズミールに着いた私達はまずは街の中心にある城壁の残る山に登り街を見下ろし、

海岸沿いの街並みを眺めると急にテンションが上がった。

イズミールの街をぶらぶらし、ケバブ屋さんで遅い朝食。

適当に通り沿いのお店に入ったけれど、正直ベルリンで食べるケバブの方が美味しいと思ってしまった。
ベルリンはケバブ激戦区なのでそれなりにレベルが高いのかも?!
腹ごなしをし、Pergamaへ向けてドライブ。
途中道の端にはオレンジやレモンやオリーブの木や

綿がいっぱい!

ここはベルリンにあるペルガモン博物館で有名な遺跡のある街。
ケーブルカーに乗って遺跡のある山の上へ。

偶然にも9月にペルガモン博物館へ行き、音声ガイドを借りてし~っかり隅々まで見てきていた・・・けれど、残念ながら私の記憶には大切な事が何も残っていなかった・・・(>_<)
詳しいストーリーは分からないけれど、こんなに大きくて美しい物を当時車もクレーンもなくどうやって造ったのだろう?とただただ見とれた。

きっとたくさんの犠牲もあったはず。

そうやって造られた建築だけれど、残念ながら地震で崩壊してしまっている部分も多々あった。

ちなみに後日エフェズス(Efesus)という街の遺跡に。

こちらでは巨大なフレスコ画のある建物の修復作業が行われていて、

世界最大のパズルといわれるその作業は見ているだけで気が遠くなりそうだった。

遺跡に入るのに入場料が必要で、このフレスコ画の建物に入るにはまた別途入場料が必要だったけれど、この作業費の一部だと思えばそれも仕方がないと思えたし、

何よりも別途入場料を払って入る価値があるぐらい見応えがあった。

夜は小さな山村のレストランへ。
豆と茄子の前菜と、

ラムの串焼き、

そして魚のグリルを食べた。

魚は並べられた新鮮な魚の中から好きな物を選んでグリルしてもらった。
炭火で焼いてあるのでとっても香ばしく、身がしっかりしていて美味しかった◎
noch aus Japan!! (まだあった!)
「夕飯に何を食べたい?」と聞かれたので、魚料理をリクエストしておいた。
そういえば、クリスチャンの間ではキリストが亡くなったのが金曜日で、その日はお肉を食べないでおこうということで「Freitag ist Fischtag(金曜日は魚の日)」という言い回しがあるらしく、それを教えてもらってからしばらくは2人ともクリスチャンではないけれど金曜日には魚を食べよう!と言っていたのに、最近すっかり忘れていたなぁ。
サラダはぺーさんがアイルランド出張に行った時に買って来たアサリの燻製入りのサラダで、サニーレタスとビート芋をたっぷり入れ、ヨーグルト・ベースのドレッシングをかけいくらをトッピング。

メインはシイラというスズキ目の魚。

中華風スパイスをタップリつけてグリルしてある。
皮を取るとほっこりした肉厚の白身にほんのりスパイスの風味がついていて美味しい。
ただ、パリパリに焼けた皮も好きなのに川がスパイシー過ぎて食べられないのが残念!
ご飯もグリーンピースと一緒にちょっとスパイシーに炒めてある。
ドイツの白ワインで乾杯!

アルコールが苦手で甘いワインしか飲めない私だけど、このワインは辛口なのに飲み易かった。
デザートはヘルシーにフルーツサラダのヨーグルト和え。

食事が終わる頃、ベルリンのお友達に柚子酒を飲みながらお鍋を囲む会に誘ってもらったと話すと、柚子好きのぺーさんは「僕も行く!」と飛びつくと思いきや、「あ!」と何やら冷蔵庫へ。
そして、「もしかしてこれ?」と出してきたのは柚子焼酎。

日本に出張に行った時に買って来たらしい。
前回来た時に彼が日本から仕入れてきた物をチェックしたと思っていたけれど、アレが全てじゃなかったのね!
こんな物も持ち帰っていたのかぁ、と改めてビックリ!
ちなみにお友達のおうちで頂いたのは、焼酎ではなく本当にお酒。

原料は「清酒・柚子・果糖」となっていたので、柚子以外の果汁が入っているのではないようだけど、グレープフルーツが入っていそうさわやかな甘酸っぱさのくいくい飲めちゃいそうな美味しいお酒だった◎
Mittags mit Kürbis (ボレ子でかぼちゃ尽くし)
お互いの都合が付くのが日曜日のお昼頃だったので、それならとうちでランチをする事に。
共通のお友達も誘って3人でうちでお昼を食べながら、彼の門出をお祝いした。
日曜日はハロウィンだったし、かぼちゃおじさんのかぼちゃがあるのでかぼちゃ尽くしにしてみた。
カフェご飯風にワン・プレート・ランチにし、手前がかぼちゃ入りのケークサレ、左奥の生野菜のサラダの上には生食用のかぼちゃを、右奥はかぼちゃとジャガイモのサラダにくるみをトッピングしてみた。

ボレ子の大皿に盛り付け、美味しさ3割り増し♪
ドイツのフルセットは日本よりちょっと多く6客分なので、ボレ子の大皿は3柄x2枚の合計6枚購入した。
ランチは3人だったので3柄でサーブし、敢えて違う柄もいいなぁと思い、それなら6枚全部違う柄にしても面白かったかなぁなんて思ってしまった。

私がそう言うと、お友達は「じゃあ違う柄も買えば良いんだよ」と。
そうは言ってもそんなに大皿ばかり買っても置き場がない。(>_<)
添え物のパンは中に黒胡麻を入れ、上にかぼちゃの種をトッピングしてみたけれど、いざ焼きあがるとオーブンの温度調節が上手くいかなかったからか表面が固く、パンを切ろうとすると折角トッピングしたかぼちゃの種が取れてしまった…

それでも中はもちもちしていて、お友達も美味しいと食べてくれ、お持ち帰りまでしてくれたのでオッケーとしよう!
デザートはかぼちゃ饅頭。

かぼちゃがとっても甘かったので、お砂糖はほんのちょっぴりでかぼちゃの味を楽しんでもらった。
本当にかぼちゃをそのまま練りました!という味で、その素朴さがなんだか懐かしい感じ。
夜、近所に住んでいる日本人のお友達にもお裾分けすると、「和の香りがして癒される味だね~!」と言ってもらえた。
とっても簡単だったし、また作ろう♪