2012年 10月 31日
Kunstgewerbemuseum Schloss Köpenick (ベルリンの旧市街地&宮殿見学)
冬時間が始まった先日日曜日、早速気温はガクンと下がり東向きのうちのバルコニーでさえ朝8時を過ぎても0度・・・(早朝は零下だったようです。)
それでも太陽が出てくれお天気が良かったので、母に中心地以外のベルリンも案内しようとお散歩がてらベルリンの中心部から少し外れた所にある旧市街地と宮殿を見に出掛けました。
旧市街地の中心部にはヨーロッパらしい大きな建物があり、「あれがお城?」と聞かれましたが、この建物は下にアイスクリーム屋さんが入っているし上は多分アパートだと思います。(^^;)
母はたまたま通りがかった犬の大きさにも驚いていました。(笑)
こちら(コーペニック地区)の区役所もなかなか素敵な建物です。
すぐ近くに川が流れ、寒い中釣りをしている人が何人か居ました。
水辺だからか区のマークは魚でした。
水辺を少しお散歩した後、本日のメイン、コーペニック宮殿へ。
お庭も建物も宮殿としてはかなり小さめですが、初ヨーロッパ、初宮殿の母は他と比べようもないのでこの規模でも喜んで貰えました。(*^_^*)
今回私がここに来たかった理由は、母に先日訪れたベルリンの中心地の観光地以外を見せたいというものありますが、こちらの宮殿の美術館で工芸品の特別展が開催されているからです。
入ってすぐのお部屋は床も天井も壁も扉も全て木製です。
ヨーロッパの宮殿の床は大理石、天井も天使などの装飾が施されている物が多いイメージだったので、全て木製の窓のない薄暗い部屋は意外でした。
扉などには木で奥行きを感じさせるとても細かな絵が施されています。
上の階へ登ると、天井や壁が私のイメージする宮殿の雰囲気でした。
(電気は現代付けられた物で、ちょっと雰囲気に合わないね、というのが母と私の感想です。)
大小さまざまな棚の陳列されたお部屋へ。
どれもとても立派な細工で見とれてしまいます。
全体的に琥珀で装飾された物もありました。
白い部分の材質は多分象牙だと思います。
アジアっぽい物もあるなぁと思ったら、こちらは日本伝統的なデザインを模倣して作られた物だとか。
日本文化がプロイセン王国に影響を与えていたのだと日本人としては思わずにんまりです。
更に上の階に上がると、たくさんの陶磁器が陳列されていました。
ドイツが誇るマイセンの食器類もたくさん!
KPM Berlin(ベルリン王立磁器製陶所)の陶磁器もたくさんありました。
KPMはプロイセン王であるフリードリヒ大王によって創業され、今回の特別展はフリードリヒ大王生誕300年を記念してのものなので当然ですね。
見事なロウソク用のシャンデリアはKPM製でした。
一番上のパイナップルがなんだかユーモラスです。
南国=パラダイス、というイメージなのでしょうか?
シャンデリアなので高い所に吊るされていたのだと思いますが、細かい細工の埃を取り除いたり、毎日ロウソクの火を管理したりする係りの人は大変な仕事だね、と母と話しながら眺めました。
よくお皿を割ってしまう私達にはできそうもありません。(^^;)
パーティ・ルームと思われるお部屋にもKPMの食器がズラリと陳列されていました。
食器が映えるようにかテーブルが電気の入った陳列台だったり、陳列台に近づけない様にする為にか周りが鏡張りにしてあったりするのが宮殿の一部というより現代の美術館という感じで少しそぐわない気がしましたが、この日はお天気が良かったので外からの光も入っていましたが、お天気の悪い日はこうでないとよく見えないのかもしれませんね。
壁に施された人達は皆燭台を持っています。
電灯のない当時はロウソクだけが頼りだったのだなぁと改めて感じました。
宮殿そのものは小さいながらも展示物が多く満足のゆくもので、母にも楽しんでもらえたようです◎
区役所の地下にはドイツ料理のレストランが入っていて、割と美味しいのでここで夕食を食べて帰っても良いなぁと思いましたが、あまりにも夕食の時間までには時間があったし、残念ながら母はドイツ料理にあまり興味が無いようなのでうちに帰って八宝菜を作って食べました。
母が来てから折角なので、と外食続きだったので、おうちでほっこりご飯も良かったです。(*^o^*)
ドイツの宮殿で日本文化を発見し、「ヨシ!」と思われた方、応援クリックお願いします!(*^_^*)
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それでも太陽が出てくれお天気が良かったので、母に中心地以外のベルリンも案内しようとお散歩がてらベルリンの中心部から少し外れた所にある旧市街地と宮殿を見に出掛けました。
旧市街地の中心部にはヨーロッパらしい大きな建物があり、「あれがお城?」と聞かれましたが、この建物は下にアイスクリーム屋さんが入っているし上は多分アパートだと思います。(^^;)
母はたまたま通りがかった犬の大きさにも驚いていました。(笑)
こちら(コーペニック地区)の区役所もなかなか素敵な建物です。
すぐ近くに川が流れ、寒い中釣りをしている人が何人か居ました。
水辺だからか区のマークは魚でした。
水辺を少しお散歩した後、本日のメイン、コーペニック宮殿へ。
お庭も建物も宮殿としてはかなり小さめですが、初ヨーロッパ、初宮殿の母は他と比べようもないのでこの規模でも喜んで貰えました。(*^_^*)
今回私がここに来たかった理由は、母に先日訪れたベルリンの中心地の観光地以外を見せたいというものありますが、こちらの宮殿の美術館で工芸品の特別展が開催されているからです。
入ってすぐのお部屋は床も天井も壁も扉も全て木製です。
ヨーロッパの宮殿の床は大理石、天井も天使などの装飾が施されている物が多いイメージだったので、全て木製の窓のない薄暗い部屋は意外でした。
扉などには木で奥行きを感じさせるとても細かな絵が施されています。
上の階へ登ると、天井や壁が私のイメージする宮殿の雰囲気でした。
(電気は現代付けられた物で、ちょっと雰囲気に合わないね、というのが母と私の感想です。)
大小さまざまな棚の陳列されたお部屋へ。
どれもとても立派な細工で見とれてしまいます。
全体的に琥珀で装飾された物もありました。
白い部分の材質は多分象牙だと思います。
アジアっぽい物もあるなぁと思ったら、こちらは日本伝統的なデザインを模倣して作られた物だとか。
日本文化がプロイセン王国に影響を与えていたのだと日本人としては思わずにんまりです。
更に上の階に上がると、たくさんの陶磁器が陳列されていました。
ドイツが誇るマイセンの食器類もたくさん!
KPM Berlin(ベルリン王立磁器製陶所)の陶磁器もたくさんありました。
KPMはプロイセン王であるフリードリヒ大王によって創業され、今回の特別展はフリードリヒ大王生誕300年を記念してのものなので当然ですね。
見事なロウソク用のシャンデリアはKPM製でした。
一番上のパイナップルがなんだかユーモラスです。
南国=パラダイス、というイメージなのでしょうか?
シャンデリアなので高い所に吊るされていたのだと思いますが、細かい細工の埃を取り除いたり、毎日ロウソクの火を管理したりする係りの人は大変な仕事だね、と母と話しながら眺めました。
よくお皿を割ってしまう私達にはできそうもありません。(^^;)
パーティ・ルームと思われるお部屋にもKPMの食器がズラリと陳列されていました。
食器が映えるようにかテーブルが電気の入った陳列台だったり、陳列台に近づけない様にする為にか周りが鏡張りにしてあったりするのが宮殿の一部というより現代の美術館という感じで少しそぐわない気がしましたが、この日はお天気が良かったので外からの光も入っていましたが、お天気の悪い日はこうでないとよく見えないのかもしれませんね。
壁に施された人達は皆燭台を持っています。
電灯のない当時はロウソクだけが頼りだったのだなぁと改めて感じました。
宮殿そのものは小さいながらも展示物が多く満足のゆくもので、母にも楽しんでもらえたようです◎
区役所の地下にはドイツ料理のレストランが入っていて、割と美味しいのでここで夕食を食べて帰っても良いなぁと思いましたが、あまりにも夕食の時間までには時間があったし、残念ながら母はドイツ料理にあまり興味が無いようなのでうちに帰って八宝菜を作って食べました。
母が来てから折角なので、と外食続きだったので、おうちでほっこりご飯も良かったです。(*^o^*)
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by tantan_quelle
| 2012-10-31 15:00
| 食器