Berlinale 12 Anderen (ベルリン国際映画祭~その他の作品編)

今回の映画祭では、邦画、中国語映画以外に4本の映画を観た。
毎年もちろんハリウッド大作も来るし、そういう作品にも興味はあるけれど、後々観れそうな映画より映画祭でしか観れない様な映画を中心に選ぶようにしている。
今年はアンジェリーナ・ジョリーの初監督作『In the Land of Blood and Honey』の上映もあり、彼女とブラッド・ピットもレッドカーペットに現れるとの事で、ミーハーな私は観に行きたかったのだけど当然の如くチケットは取れず…
なので今回は本当に後々観るのは難しいだろうなぁという作品ばかり4本観た。

まず1本目はオランダ映画の『Kauwboy』。
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ジェネレーション部門に出展されている子供向けの作品で、小さな子供もたくさん来ていた。
なのにオリジナル言語(オランダ語)に英語字幕なので子供達は分かるのかな?と思ったら、全ての台詞を落ち着いたドイツ人女性の声で同時通訳する形になっていた。
慣れれば聞けたし、私は基本は英語字幕だったので良かったけれど、全ての登場人物を同じ女性の声、しかも主役の幼い男の子の声を落ち着いた女性の声ってなんだか違和感があった。
映画のストーリーは母親を亡くした少年が、野鳥を拾って育てながら自分も成長してゆく、という感じ。母親が亡くなったという事実を受け入れられない息子と妻を亡くした悲しみから息子にも優しくできない父という重いテーマで、映画としては悪くなかったけれど、子供向け映画だったかは疑問。
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映画の後に監督と共に主役の少年と彼の水球仲間で心の支えとなる女の子役の子が舞台に現れ拍手喝采!
少年が照れながらもインタビューに応える姿はかわいらしかった。
会場の外でサイン会もあり、ちびっ子達がサインを貰おうとたくさん並んでいたので、どのぐらい映画を理解したかはともかくちびっ子なりに映画を楽しめたのかな。

2本目は『Al Juma Al Akleira』というヨルダン映画。
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これは私達的には大ハズレ。
私達が分からなかっただけなのか何のストーリーもなく、いつ始まるの?と待ち続けている間に映画が終わったという感じ。
こちらの映画も上映後に監督との質疑応答の時間があったけれど、ぺーさんと私は思わず「ここで出てくるのはある意味勇気あるよね」なんて失礼な事を言いつつ、次の映画への移動もあり質疑応答は聞かずに会場を後にした。

3本目は『Csak a szel ~ Just The Wind』というハンガリー映画。
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ハンガリーに住むジプシーの話、という事しか知らずに観に行った。
映画はフィクションだけれど、ハンガリーで80人以上のジプシーが暴行を受け5人が亡くなったという実際にあった事件をベースに作った映画だと最初にテロップでの説明があった。
出演者は全員ほぼ素人との事だったけれど演技力不足を感じることはなかった。
ぺーさんはハンディー・カメラでの撮影が気になったようだけれど、私は逆にそれでドキュメンタリーの様な臨場感があって悪くなかったと思う。
最初のテロップによってなんとなく結末は分かっていたけれど、やはり衝撃的なラストだった。
「見た目が違うから」という差別は悲しいことにどこでもあるんだろうなぁ。
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この映画は銀熊賞を受賞!おめでとうございます!

4本目は『Um Mundo Secreto – Secret World』というメキシコ映画。
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自分の環境にも自分自身にも嫌気がさしている10代の女の子が(多分高校の)卒業式の後、幼い頃夢に見た鯨に会いに一人旅に出るという話。
この映画はジェネレーション部門の作品で、10歳以上の子供向けとなっていたけれど、いきなりセックス・シーンで始まりビックリ。
しかもそういうシーンが何度も…
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映画の後で監督やスタッフが登場しQ&Aの時間があり、「10代の女の子が自分探しの旅に出るというテーマが良かった」「メキシコの美しい自然が見れて良かった」という賛辞もあったけれど、「10代の娘と観に来ましたが、正直戸惑いました。どうしてこの映画はジェネレーション部門になったんですか?」という質問も。
監督はフォーラム部門に申し込んだけれど、フォーラムの責任者からジェネレーション部門が良いとジェネレーションの責任者を紹介されたとの事。
多分どちらの責任者も映画を観ないであらすじだけ読んで判断したのだと思う。
これは監督というよりベルリナーレ側のミスだろうなぁ。
映画の部門はともかく、この映画は別にセックス・シーンがなくても描けたはずで、むしろ無い方が良かったのになぁなんて思ってしまった。

今回の映画祭は合計12本も鑑賞できた。
毎日セッセとチケットを手配してくれたぺーさんに感謝!

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そして、ぺーさんがうちに居る時に日本のお友達、絵美ちゃんから小包が届いた♪
実はクリスマス前に送ってくれたのに、ドイツの郵便局の人が不在通知を入れてくれなかった為受け取りに行けず保管期間が過ぎて日本に戻ってしまい再度送ってくれた物。
今回はぺーさんがうちに居たので無事に受け取って貰えた◎
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賞味期限の関係で減ってしまった物もあるらしいけれど(賞味期限なんて気にしないのに~!)、その分干支の辰チョコやバレンタインのチョコを入れてくれていた!
柚子わさびドレッシングなんて珍しい物も入っているし、ゆず葛湯や生姜湯と言った柚子&生姜好きのぺーさんも嬉しい物や、ビールの友達も♪
いつもいつも珍しい物や嬉しい物をどうもありがとう!!!
映画祭の間ずっとぺーさんがうちに居たので早速頂くべきだったのだけど、勿体無くてついついしまってしまっていた!
それでうっかり「賞味期限切れてる~!」という事がよくあるので、早速今週末から頂きます。
絵美ちゃん、ありがと~♡


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by tantan_quelle | 2012-02-28 08:30 | イベント

ドイツ、ベルリン在住のたんたんこと私が日々のできごとを気ままにアップします。お気軽にコメント頂けると嬉しいです◎


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